2012トリプル選挙(総選挙・都知事・都議)、世田谷区の結果

選挙前夜に書いた記事(選挙結果を予想しちゃうよ)の答え合わせです。

衆議院総選挙

政党 議席数
自由民主党 294
民主党 57
日本維新の会 54
公明党 31
みんなの党 18
日本未来の党 9
共産党 8
社民党 2
国民新党 1
新党大地 1
無所属 5

自公で過半数は確保できるだろうけど、自民党単独過半数は難しいと予想しましたが、自民党が単独過半数を獲得しました。これが小選挙区制選挙ということなんでしょう。

自民党が積極的に選択されたと言うよりも、民主党には入れたくないが第三極もまともな候補者がいないという中で、消去法的に選択された結果だろうと思います。

前回2009年の選挙も自民党を外した消去法的に民主党が政権を獲得したものなので、同じ事の繰り返しにならなければよいですね。

衆議院総選挙・東京6区

候補者名 政党 得票数 当落
おちたかお 自民党 98,112
小宮山洋子 民主党 70,126 ×
花輪ともふみ 日本維新の会 52,734 ×
落合貴之 みんなの党 52,325 ×
佐藤なおき 共産党 24,725 ×

予想通り、現職の小宮山洋子さんと元職の越智隆雄さんの接戦となり、越智隆雄さんが当選しました。小宮山さんは比例復活を予想したんですが、ダメでしたね。予想以上に民主党への逆風は強かったようです。

東京都知事選挙

候補者名 政党 得票数 当落
猪瀬直樹 無所属 4,338,936
宇都宮けんじ 無所属 968,960 ×
松沢しげふみ 無所属 621,278 ×
笹川たかし 都民のくらしを守る会 179,180 ×
中松義郎 無所属 129,406 ×
吉田重信 無所属 81,885 ×
トクマ 幸福実現党 47,829 ×
マック赤坂 スマイル党 38,855 ×
五十嵐政一 無所属 36,114 ×

残念ながら予想通り猪瀬直樹さんの圧勝でした。あまりにも相手に恵まれた結果とも言えます。宇都宮健児さんが次点に入ったのは予想外でした。

東京都知議補欠選挙・世田谷区

候補者名 政党 得票数 当落
大場やすのぶ 自由民主党 174,794
すがややすこ 民主党 103,190.971 ×
後藤雄一 行革110番 49,893.027 ×
里吉ゆみ 日本共産党 44,727 ×
羽田圭二 社会民主党 34,116 ×

当てずっぽうに羽田圭二さんを予想しましたが最下位でした。自民党と民主党の一騎打ちの結果、自民党候補が当選です。国政の影響がモロに出た結果と言えます。

得票数は選管の公表通りに書いてるんですが、小数点以下の数字は何なんでしょうね。今度時間があったら調べてみます。

投票率

種別 投票率
衆議院総選挙(全国) 59.32%
衆議院総選挙(東京6区) 65.67%
東京都知事選挙(全体) 57.80%
東京都知事選挙(世田谷区) 58.76%
東京都議補欠選挙(世田谷区) 54.84%

あまり投票率は上がらないだろうけれど過去最低よりはマシだろうと考えて、60~65%と予想しました。結果としては60%に届かず過去最低の投票率を記録しました。天気が良かったのにこの結果ですから、雨でも降ってたら目も当てられない状況になったんじゃないでしょうか。世代別の投票率も見たいところです。

しかし、総選挙が65.67%なのに補欠選挙が54.84%ってのはどういうことでしょうね。投票に行った人の15%が棄権もしくは無効になったということですか。すごい話ですね。


全体的になんとなく予想に近い感じにはなりました。過ぎたこととして新しい政権には地道に少しづつでも問題を解決していくことを期待します。

今回の選挙で学んだのは、投票先を決めるためには選挙期間に入ってから考えたんでは遅い、ということです。現在の公職選挙法が続く限り選挙期間中に候補者の考え方を知る方法は皆無と言っていいと思います。

普段から地元の政治家の声を意識して聞くようにして、いつ選挙が行われてもより良い選択ができるように準備しておきたいと思います。知名度や所属政党だけでなく、普段から積極的に情報発信して信頼を勝ち得た人が勝てる選挙になるといいですね。

参考記事

2012衆議院総選挙、東京6区(世田谷区)立候補者リスト
2012東京都議会議員補欠選挙(世田谷区)立候補者リスト

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