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Facebookページを作りました

Facebookページを作ってみました。せっかくなので手順をメモっておきます(思い出しながら書いているのでいくつか抜けてる手順もあるかも)。

Facebookページを作る

Facebookにログインして設定(右上の歯車アイコン)から「ページの作成」を選択します。

ページの種類を選びます。違いがよくわからなかったのですが、「ブランドまたは製品」を選択しました。

ドロップダウンから「ウェブサイト」を選択し、ページの名前を入力します。

ページの説明とURLを入力します。

プロフィール画像を設定します。180×180よりも小さいと設定できません。
また長方形だと端っこがはみ出してしまいます。

一辺が180ピクセル以上の正方形の画像を用意しましょう。

あとは、お気に入りに追加するか、広告に出すか、などを設定します。これらは必須ではないのでスキップもできます。

(参考)Facebookページの削除

ちなみにページの削除は以下のようにします。

Facebookページを開いて「Facebookページを編集」から「設定を編集」を選択します。

一番下の「ページを削除する」から「~を完全に削除する」をクリックします。

確認のダイアログが出るのでOKを押せば削除されます。

Like Boxを貼りつける

WebサイトにFacebookページのウィジェットを設置するには、Facebookの提供する「Like Box」を利用します。

リンク:Like Box

リンク先で適当に設定をして「Get Code」をクリックします。表示されたhtmlコードをWebページの中の好きな場所にコピペします。

wordpressとFacebookページを連携する

色んなプラグインが出ているようですが、Wordpress.com純正の「Jetpack」を利用することにしました。「Jetpack」はWordpress.comのアカウントと連携してWordPressを拡張する多くの機能が含まれるプラグインです。

リンク:Jetpack for WordPress

通常の手順でプラグインをWordPressにインストールします。WordPress.comのアカウントがない場合は作成します。

リンク:WordPress.com – Get a Free Blog Here

WordPressのJetpackの設定ページからWordPress.comのアカウント連携をすると各種設定ができるようになりますので、「パブリサイズ共有」の設定を開きます。

Facebookの連携をクリックします。

個人のウォールと作成済みのFacebookページが出てくるので、Facebookページを選択します。

以上で設定は完了です。

でき上がったFacebookページはこちらです。

リンク:やめたいときは やめるといい。

とりあえずサイドバーにLike Boxを貼りつけていますので、よろしければ「いいね!」していただけますと大変うれしく思います。


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アホ男子母死亡かるたの著作権問題

「アホ男子母死亡かるた」とやらが話題となっていると聞いて見てみました。

  1. 2012年10月頃、twitter上で、玲奈さんが「#WM死亡かるた」「#WM幸せかるた」というハッシュタグを作成。これが流行る。
    (WMとは、Working Motherのことらしい)
  2. 2012年10月頃、これを見てイシゲスズコさんが「#アホ男子母死亡かるた」というハッシュタグを作成。これも流行る。
  3. 時は流れて2013年12月頃、「アホ男子かるた」という本が出版されることが発表される
  4. 出版社のWebサイトでは「#アホ男子かるた」「#ahodanshi」でネタの募集をしている
  5. 優れた作品は「アホ男子かるた」のネタとして漫画になります。
    twitterではハッシュタグ「#アホ男子かるた」または「#ahodanshi」と入れてつぶやいてください。

    出典:【株式会社ユーメイド】ファッション > 立ち読み:アホ男子かるた

  6. 出版社のWebサイトには本書のサンプルとしてイシゲスズコさんが最初に投稿したものと酷似するフレーズが掲載されている
  7. あ

ここまでの経緯は、以下の資料を参考にしました。

*1「アホ男子母死亡かるた」界隈で何やら焦臭いようですが大丈夫でしょうか(山本 一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース
*2「アホ男子かるた」出版の件 – スズコ、考える。
*3【株式会社ユーメイド】ファッション > 立ち読み:アホ男子かるた
*4【パクリ?】#アホ男子かるた「ツイート無断使用」書籍発売騒動まとめ【未解決】 – NAVER まとめ
*5#アホ男子母死亡かるた まとめ – Togetterまとめ
*6アホ男子かるた – Togetterまとめ
*7「アホ男子かるた」編集者と著者のツイートまとめ – Togetterまとめ

状況がよくみえないところもあり、いろいろと論点を含んでいる難しい問題だと思いますが、ここでは以下の点について考えてみたいと思います。

twitterに投稿されたツイートを引用、または翻案して商業的に利用することは著作権的に問題ないのか?

細かい説明は省略しますが、twitterに投稿したツイートはユーザに著作権が生じます。もちろん投稿の内容にもよります。このような短い文言であれば、例えば、キャッチフレーズやスローガンなどには著作権はないとの説もあります。一方、俳句や短歌には当然のように著作権はあります。いろいろ面倒なのでここでは著作権がある前提としますが、その著作権はツイートをしたユーザに帰属します。

twitterの利用規約では、ユーザがtwitterに投稿した文言及び写真は、そのコンテンツを利用する無償のライセンスをtwitter社に許諾することになります。利用には、複製、改変が含まれています。

ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して、自ら送信、投稿、または表示するあらゆるコンテンツに対する権利を留保するものとします。ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿、表示することをもって、媒体または配布方法(既知のまたは今後開発されるもの)を問わず、かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配布するための、世界的な非排他的ライセンスを(サブライセンスを許諾する権利と共に)当社に対して無償で許諾するものとします。
ヒント:このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧できるようにすることを認めたことになります。

出典:Twitter / サービス利用規約

一方でツイートの利用をするにはTwitter APIを使用しなければいけないことになっています。

コンテンツまたは本サービスの複製、修正、これに基づいた二次的著作物の作成、配布、販売、移転、公表、実演、送信、または他の形での使用を望む場合には、本サービス、本規約またはdev.twitter.comの定めにより認められる場合を除いて、Twitter APIを使用しなければなりません。
ヒント:当社では、コンテンツの幅広い再使用を奨励および容認しており、Twitter APIはこのために提供しています。

出典:Twitter / サービス利用規約

ツイートを書籍にする過程でどの程度のTwitter APIの利用が求められるのかは明確ではありません。Twitter APIで可能な範囲(例えば、ツイートの埋め込みコードの生成とか、ツイートのURLへのリンク、とか)でしか利用してはいけないのか、Twitter APIを利用してツイートを抜き出せばそこから先は自由にやっていいのか、などなど。

ただし、利用規約上改変も含めて利用できる権利をTwitter社に許諾しているわけですから、ツイートを無断で利用されても文句は言いにくい面はあろうかと思います。どうやってツイートを利用したかなんて内部の人にしかわかりませんからね。

もう一つ検討すべきは同一性保持権についてでしょう。同一性保持権は著作者人格権ですから、翻案権を許諾していたとしても同一性保持権は依然として著作者が保持します。

翻案権を許諾した上で同一性保持権を行使することが可能かという問題には諸説あるようですが、いずれにしても翻案を許諾しておいて同一性保持権の侵害を主張できる範囲は狭く解釈するべきと考えられているようです。

商業的に利用するのはどうなの?って話はあると思います。誰しも自分のアイデアで他人が勝手に金儲けしてたら気分悪いですね。でも、書籍化はよくて、広告を貼り付けたTogetterやNaverまとめへの転載はいいのか、とか、原稿料が出る記事にツイートを引用するのはいいのか、とか、現在のWebの状況では線引きも難しそうです。

現状のTwitterの利用規約を見る限り、ツイートを第三者に無断で利用されても著作権侵害にはならないし、それが商業的な利用であっても結論は同じであろう、と私は思います。

前掲の山本一郎さんの記事*1で「やや特殊な例」と前置きして紹介しているハイチ地震の写真の事例は、無断転載した写真がかなりニュースバリューのあるものだったようです。これをもってツイートの転載がすべて著作権侵害だし、裁判やったら勝てる話かというとそれはないだろうと思います。そもそも損害額の算定ができないし、仮にがんばって算出しても弁護士費用にもならないでしょう。山本さんが言う通り、”かなり”「特殊な事例」と考えるべきです。

ちなみに、Twitter上の著作権の問題は、米国カリフォルニア州法を準拠法とすることになっていますから、厳密に日本の著作権法で考えても意味がない面もあると思います。

本規約およびそれに関連して行われる法的行為は、米国カリフォルニア州法の抵触法に関する規定またはご自身の居住している州もしくは国にかかわらず、米国カリフォルニア州の法に準拠するものとします。本サービスに関連する一切の請求、法的手続または訴訟は、米国カリフォルニア州サンフランシスコ郡の連邦裁判所または州裁判所においてのみ提起されるものとし、ユーザーはこれらの裁判所の管轄権に同意し、不便宜法廷地に関する一切の異議を放棄するものとします。

出典:Twitter / サービス利用規約

さらに言えば、紛争になったときに日本の裁判所が果たして裁判管轄を認めるのかも怪しいし、下手したら日本人同士がカリフォルニアの裁判所で訴訟を行うなんて場面も起こり得るかもしれません。それこそとんでもない裁判費用がかかることになります。

この辺の話は、利用規約や著作権法の原則的なところを考えているだけで、当事者間で特約があればクリアできる問題でもあります。前掲のイシゲスズコさんの記事*2によれば、著者の甘井ネコさんはtwitter社から許諾を受けてやっているとの見解であるようです。

著者の方に直接、

「あのかるたのツイートは私のものだと思うのだけど、出版社側も含めどういう経緯で流用してるのですか?」

と伺いました。

著者の方からは「自分は一主婦でよくわからないがtwiiter社の許可等法的なものはクリアされていると編集から言われた」とのお返事をくださいました。

出典:「アホ男子かるた」出版の件 – スズコ、考える。

書籍を出版してビジネスをしている以上「一主婦」はなかろうと思いますが、著者自身に権利処理の責任を負わせるのは酷であるとは思います。出版社がどのような見解で法的なものをクリアしたと主張するのかは大変興味のあるところです。

利用規約はともかくとして、出版社が最初から「#アホ男子母死亡かるた」界隈のユーザさんに告知した上で新たにネタを募集した範囲で企画していれば、おそらく何の問題もなかったはずです。

とは言ってもすべての人にそうした慎重な対応を求めるのも酷な話で、膨大なユーザを抱えるに至ったTwitterにとって商業利用も含めて無断利用し放題と解釈され得る利用規約で運営することはあまり得策でもないような気がします。権利上どうかはともかく、勝手に自分のアイデアをパクられて改変されるのは気分のいいものでないのは理解できます。

そんなわけで、この件についての私の感想は、こうです。

追記(2014.1.30)

出版元のユーメイドから『アホ男子かるた』の販売を無期限延期とすることが発表されました。

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発表文によると出版元がTwitter社の公開するガイドラインから無断利用も問題なしと判断したとのことです。

ブロードキャストには以下を含みますが、この限りではありません。メディアが提供する(全ての形態のテレビ、ラジオ、衛星放送、インターネットプロトコル、ビデオ、専用の無線ネットワーク、インターネット販売など)全てのツイートの展示、配布、放送、複製(再生)、公共パフォーマンス、その他一般に公開されるものです。これは既存のもの、現在開発中のものを問いません。当ガイドラインの条件に沿っているか不明確な場合は下記よりお問い合わせください。

出典:ブロードキャストでのツイート利用に関するガイドライン

すべきこと

  • ツイートが番組内に表示されている間は、ツイートのすぐそばにTwitter bird http://www.twitter.com/about/logosを表示させる。
  • 各ツイートにユーザーの名前と、ユーザー名(@ユーザー名)を表示する。
  • ツイートの全文を使用する。改変は技術的な問題部分のみとする(例:リンクを外す)
  • Twitter birdのアイコンのサイズは内容に合わせた適切なサイズであること。一行の文字列よりも少し大きいくらいが適当です。

してはいけないこと

  • ユーザーの正体を削除、ユーザーを特定する情報を削除、改ざんしたり、不明瞭にしたりすること。ユーザーの安全性が懸念されるような場合を除き、ツイートを匿名のまま掲載すること。

出典:ブロードキャストでのツイート利用に関するガイドライン

そんなわけで、発表文に触れた私の感想は、こうです。


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はてな匿名ダイアリーからの転載はアリなのか

このブログのアクセスランキング(2013年下期版)

2014年を迎えてすでに1週間が過ぎてしまいましたが、2013年下半期のレビューをしてみます。

基本情報

まずは全体的なアクセス状況について確認しました。

2013上期 2012下期 変化率
記事数 601 440 137%
訪問数 159,499 153,685 104%
ユーザ数 140,968 134,114 105%
ページビュー数 200,842 202,410 99%
訪問別ページビュー数 1.26 1.32 95%
直帰率 87.91% 85.85% 102%
新規訪問の割合 87.31% 86.58% 101%

記事数は着実に増えていますが、ユーザ数やページビューはほぼ変わらずでした。バズった記事がほとんどなかったので、この辺が私の実力なのだろうと妙に納得しています。

とりあえずあと1年くらいで1,000記事に達するのでそこまでは1日1本を目標に更新していきたいと思っています。

GoogleアナリティクスのUIが大幅に変わって、検索トラフィック率がどこで確認できるのかわからなくなってしまいました。「すべてのトラフィック」から自分で計算しなければいけないのでしょうか。面倒なのでやっていませんが。

SNS等に露出することが少なかったにも関わらずページビューは変わっていないので、検索トラフィック率はさらに高まっているだろうと思っています。場合によっては90%近いのではないでしょうか。この辺が限界だろうと思います。

コンテンツ

次はこの半年でどんな記事にアクセスが多かったのかを確認しました。

順位 タイトル 公開日 PV数
1 未納分の国民年金を納付してわかったこと 2013/1/29 13,973
2 FXの儲けを3年間申告しなかったら230万の税金を徴収された話 2013/3/3 13,437
3 三菱東京UFJ銀行に口座開設に行ったら不愉快な目にあった話 2011/8/19 6,894
4 IIJmioはドコモ端末ではテザリングできません 2013/5/30 5,214
5 昔、会社に座敷牢があった 2013/1/30 5,175
6 お見合いすることになったから身上書の書き方を教える 2012/8/11 5,175
7 Galaxy Tab 7.7 Plus SC-01EをIIJmio 高速モバイル/Dで運用したらマジ快適すぎる 2013/4/8 5,073
8 コンビニの文書プリントサービスまとめ 2013/3/4 4,907
9 弁理士短答試験、合格者数7割減の衝撃 2013/6/20 4,552
10 三鷹の女子高生刺殺事件の流出画像は女子中高生に見せるべき 2013/10/11 3,707

お金周りの話が上位に上がってきてました。2013年後半に国税庁が国民年金の予告督促状を一斉に送ったという話がありましたので、慌てて調べている人が多かったのかもしれません。

年間を通して円安傾向が続いたし確定申告の時期も近いので、FXで儲かっている人が検索経由で入ってくることも多かったかもしれません。確定申告は絶対にしてくださいね。あと税制は毎年変わるので必ず最新の情報を確認してください。

昨年以前の古い記事はあまり残っていませんでした。古い記事は検索結果で上位に上がりにくい仕組みがあるんでしょうか。三菱東京UFJの窓口対応にムカついた話と見合いの釣書の書き方は長いことアクセス上位に入るヒット記事です。こういう記事を一本でも多く書けるようになりたいものです。

たまにはバズったり軽く炎上したりすると刺激があって面白いのですが、基本的には長期間にわたって検索から読みに来てもらえる記事を多く書けたらいいなぁと思いながら、日々の運営をしています。そのためには、一つの記事にもうちょっと時間を掛けて練り上げるようにした方がいいかもしれません。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

そんじゃーね!


このブログのアクセスランキング(2013年上期版)

その発言は差別的だという輩の差別性

いつ頃からかはわかりませんが、最近ちょっとしたことに対して何でも「それは差別的だ!」と批判する人が増えている感じがします。(個人的な感想です。)

aigakkai

人工知能学会の学会誌の表紙がリニューアルされて女性型アンドロイドが描かれることになったことについて、女性差別だという批判の声が上がっているようです。いくつか記事を読んだのですが私には一ミリも理解できませんでした。

参考:人工知能学会の表紙は女性蔑視? – Togetterまとめ
参考:人工知能学会誌の表紙、女性イラストレーターが描いていた

どうも人工知能開発という技術分野に対する無理解が根底にあるような気がします。別に人間にとって都合のよい奴隷を生み出そうという研究活動ではないと思いますけどね。

「差別」という言葉は明確な定義がないらしくて、一度調べてみた結果、私の中では「差別」とは、「当人にはどうしようもできない属性によって不利益な取り扱いを受けること」ということになりました。

参考:はてなブックマークでIDコールされたんだけど、何これきもい

で、この「不利益な取り扱い」が、「自分が不快に感じることを他人に言われる/他人がする」まで拡張している人が増えてきているのではないかと感じています。

(もちろん「差別」の定義が明確でないので、それも含めて「不利益な取り扱い」だろうと言われればそうなのかもしれません、あなたの中では。)

ところで、前にも書いたのですが、私には色覚異常があります。

参考:知っておいてほしい色覚障害のこと

ちょっと前に、最近「色盲」を「色覚異常」ということがあるけど「盲」より「異常」の方が差別性が高いから「色盲」と呼ぼうぜ、というふざけた記事が話題になっていました。

部外者が適当なこと言ってんな、と思ったので、「色盲と色覚異常は違うんだよ、クソが」というコメントをしたことがありました。

そしたら、見ず知らずのサボテン野郎から意味不明な指摘をされました。

本当にサボテン野郎が何言ってんのかわからなかったのですが、読み方によってはこのサボテン野郎自身が色盲であって、このコメントに気分を害したかのようにも読めました。

なので、まず事実確認として、あなたは何者ですか?色盲なんですか?と問い掛けてみました。

すると、明後日の方向を向いて「人格攻撃だ!」とかほざいてきたのでした。小学校のときにいましたよね、こんな奴。カジュアルに他人を批判してきて相手がマジになると、そっぽ向いて「あーめんどくせー、行こうぜー」みたいなこと言う子。

rwest

r-west “差別ネタにナチュラルに差別意識を晒してたから突っ込んで欲しいのかと思ったけど、自覚なかったのか。。。俺を人格攻撃しても君の差別心は消えも正当化もされないよ?”

※なぜかコメントが非公開に変更されていましたのでキャプチャで。

まともに向き合って話す気がないようなのでわからないのですが、彼らの定義では、人間を特定の属性で分類し、その属性について言及すること自体が「差別」にあたるようです。知らんけど。

でも、それって他人に対して一方的に「お前のその発言は差別的だ!」って言うこと自体が当てはまりますよね。他人に対して「差別的」というラベルを張って放言することで悦に入っている。つまり、このサボテン野郎的な輩自身が差別主義者だということです。

自分に無関係な事柄に対して見ず知らずの他人を捕まえて「お前は差別主義者だ」とか言う人って、どんな正義の味方のつもりだと思っているんでしょうか。

こういう人たちの頭の中には『世界で一つだけの花』が無限ループしてるんすかね。知らんけど。

この手の何でも差別、差別いう輩は相当に知能指数が低いんだろうな、という憐みの感情しか抱きません。という差別的な発言で〆させていただきます。ご清聴ありがとうございました。


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私はいかに非難され、いかに謝罪したか
はてなブックマークでIDコールされたんだけど、何これきもい
twitterで絡まれて不愉快だった話

渋谷から中央アルプスは見えません

んな、アホな。

私の見る限り写っている山々は秩父山地から奥多摩、丹沢に至る低山たちです。

ざっくり位置関係を説明すると、下の画像で右端が東京都心。そこから西に進んで一本目の黄色い線が写真で見えている秩父から丹沢に至る山々です。さらに西に進んで二本目の黄色い線が南アルプス(赤石山脈)。そのさらに西に進んだ三本目の黄色い線こそが中央アルプス(飛騨山脈)です。

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より詳しく説明すると、長野県伊那市、駒ヶ根市、飯田市が位置する伊那谷を挟んで東側が南アルプスで、西側が中央アルプス。電車で言うと中央本線の塩尻から名古屋を結ぶ西線が走る地域です。

Googleマップによると、渋谷駅から中央アルプスの盟主、木曽駒ヶ岳までは172kmほどあります。都心から富士山が約100kmですから、そこからさらに70km先に中央アルプスは位置しています。常識的に考えて見えるわけがないですね。

別に津田さんの無知っぷりを馬鹿にしたいわけではありません。この情報化社会の危険なところをよく表しているなと思ったので取り上げたのです。

つまり、人間は自分がよく知らないことに関して、なんとなく何でも知ってそうな人が実しやかに言っていると簡単に騙されてしまうということです。

津田さんの上記のツイートに関しても、まったく疑わずに「キレイですね」とか「あれが中央アルプスなんですね」、「ハイジも見えそうです」などの無垢な感想を寄せる方々が釣れていて痛々しかったわけです。

今回は私自身が中央アルプスの位置関係を熟知していたので、アホか、と即座に思いましたけど、自分がよく知らない分野で特にどうでもいい内容だったりしたときに、どこまで疑問を感じるかと言えば絶対感じないと思うのですよ。だって他に考えなければいけないことはいっぱいあるから。

でも、もしかしたら津田さんのあのツイートを真に受けた人が、他の日に都内から奥多摩の大岳山あたりがよく見えたときに「あー、今日は中央アルプスがよく見えるなー」なんて知ったかぶっちゃって大恥かくかもしれないんですよね。真に受ける方が悪いとは言え、ちょっと気の毒ではあります。

たぶん自衛策は一つしかなくて、他人の言うことを鵜呑みにしない、自分で裏が取れたことだけを信用する、ということなんじゃないかと思います。月並みな感想に終始してますけれど、やはり自分のアタマで考えるのが何より重要なんだな、と改めて思いました。

そんじゃーね。

良いブログ記事を読んだら広告をクリックすることにしている

タイトルがすべてなんですが。

世の中には無数のブログがあって、普段からRSSリーダーとかtwitterとかfacebookとかでモニタリングしているブログもあれば、他人のSNSへの投稿やはてなブックマークなどで存在を知るブログもあります。

それぞれのブログで日々無数の記事が生産されていて、もちろんくだらない記事もあるし、もちろんすばらしい記事もあります。くだらないかすばらしいかは普遍的なものではなくて、自分の現在の状況が記事の内容と共鳴して深く心に響く場合も多いと思います。

心に響く良い話に触れたとき、困っていたことを解決してくれる情報が得られたとき、関心のある時事について新たな視点を提示してもらえたとき、そんなすばらしい記事に出会えたとき、著者に何かの形で感謝の意を表したいと思うことがあります。

ブログ記事に対して取れるリアクションは今ではたくさんあります。一番直接的なのはブログのコメント欄です。感想の記事を書いてトラックバックを飛ばすというのもありましょう。twitterやfacebook、はてなブックマークなどで拡散するのも一つのやり方です。ブログサービスの用意する仕組みを利用することもできるかもしれません。例えば、はてなダイアリーならはてなスター、fc2ブログなら拍手とかそんな感じのやつです。

もちろんページビューが増えるのは、ブログを書いている人間としては無上の喜びではあります。でも、そこそこ長くブログを運営してくるとページビューとか割とどうでもよくなってきたりするんですよね。それよりAdsenseの広告料とかぐーんと上がってたりすると超嬉しかったりします。やっぱり地獄の沙汰も金次第と言いますし、マネーはいくらあっても困りません。

そんなわけで、最近私は、素晴らしいブログ記事に出会えたときには広告をクリックすることで感謝の意を表することにしています。いい書評に触れた時にはamazonのアフィリエイトから本を買うこともあります。自分は何も損しないし、ブログ主さんは広告収入が入って嬉しいし、広告主は広告に飛んでもらえて嬉しいはず。誰も損していません。まさにWin-Win-Winです。

なかなか広告クリックしてくださいってブログ主から言うのは難しいし、たぶん規約違反なんですけど、暗黙の了解として良い記事には広告をクリックする文化が浸透するといいのになあと思っています。

私はクリックしてくれとは言いませんけれど、あなたがクリックすることを拒む理由はありません。クリックするかしないかはあなた次第。

Google Readerに替わるRSSリーダーはFeedspotでした

2013年7月1日にGoogle Readerがサービス終了して以来、替わりになるRSSリーダーを求めて彷徨ってきました。

最初は、以降ツールを爆速で開発したMy Yahoo!を使ってみたのですが、ウィジェット形式だと一覧性がまったくなくて、3日で断念しました。

次に試したのは国産RSSリーダーの雄、Livedoor Readerでした。画面構成としてはGoogle Readerに近くて嫌いではなかったのですが、操作性に癖が強くてどうにも慣れず、一ヶ月くらいで耐えられずに諦めました。

その次はGoogle Reader亡き後の本命と言われていたfeedlyです。これはLivedoor Reader以上に操作性に馴染めず一週間で耐えられず断念しました。画面は汚いし操作性も悪いし、何でそんなに評価が高いのかよくわかりませんでした。

この辺りで面倒になってきて、もうRSSリーダーは要らないかな、という考えもよぎらないでもありませんでした。twitterとかfacebookとかはてなブックマークを眺めていればチェックしきれないほどの話題の記事に溢れていて、確かにネット環境の変化というのは感じられました。

でも、世の中には世間的に話題になることはなくても好きな書き手っているものです。うまく説明できないし他人に勧めることもないけれど、ただ読んでいるだけで癒されるというか、「あーこの人も頑張ってるんだ、自分も頑張らなくては」と思えるような、波長が合うというか、そういうブログというものが世の中には存在します。

そういう個人の零細ブログ(失礼)を追っ掛けるには、やはり現状はRSSリーダーしかないんですよね。みんながみんなtwitterやfacebookに更新を垂れ流しているわけではないし、たまにまとめてチェックするくらいだもんであまりリアルタイム性も必要としていません。やはりRSSリーダーがベストなソリューションなのです。

そんなわけで、改めて本格的にRSSリーダーを探してみたのでした。で、遂に見つかりました。こちらでした。

Feedspot – A fast, free, modern Rss Reader

サインアップは、メールアドレスに加えて、twitter、facebook、Google+が利用できます。Google+いらんやろ。

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当然ながらopmlファイルをインポートもできます。すべてのフィードの一覧、フォルダ単位の一覧、個別のブログの一覧など、表示の切り替えはGoogle Readerとほぼ一致しているのでストレスなく操作できます。不思議なことにフォルダ単位の一覧って便利な割にできるRSSリーダーが見当たらないんですよね。

list1

リストを開くと概要が表示されます。当然RSSで公開されている範囲のみが表示されるので、全文公開しているブログならすべて読めます。

Google Readerより優れているのは共有機能です。見たことないものも含めて他サービスとの連携機能がデフォルトで整っています。

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例えばfacebookを選べば、facebookへの投稿画面が別タブで開きます。

share

もちろん欠点もあって、モバイルOS用のアプリが現時点では用意されていません。電車等の移動中にスマートフォンでチェックしたいという人には向いていないかもしれません。ただ、タブレットだったらブラウザでもストレスなく利用できます。以下はNexus 7のChromeで表示したところです。結構快適にブラウジングできます。

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そんなわけで、Google Readerが終了して早4ヶ月、ようやく満足できる代替サービスが見つかって気分がよいです。

とか思ってたら、今度は11月1日にはiGoogleが終了するとか。iGoogleの代替サービスはウィジェットが揃っているかが肝なので、Google Readerよりも手間取りそうな予感がします。むむむ。

山に登るなら絶対に山岳保険に入ってください

イケメンの特撮俳優が、父親が山岳遭難したとして捜索費用をブログ等で募金したところ、警察からの注意で中止したとの記事を読みました。

 新潟、群馬県境の巻機山(1967メートル)で、新潟県南魚沼市のアルバイト斎藤茂勝さん(56)が行方不明になり、長男で俳優の斎藤ヤスカさん(26)=本名康嘉=がブログで捜索費用を集めようと募金を呼び掛けたが、新潟県警から注意を受け、14日までに中止した。
 公式ホームページによると、ヤスカさんは劇場版「テニスの王子様」や特撮ドラマ「轟轟戦隊ボウケンジャー」に出演している。
父遭難の俳優ブログで募金 県警注意で一転中止 – MSN産経ニュース

募金を募っているブログ記事はこちらだそうです。状況が細かく記載されていますが、要約すると、父が遭難して警察や消防が捜索に動いているけれど、警察や消防だけでは人数に限界があるので、さらに民間の南魚沼山岳遭難防止対策協議会にも捜索を依頼したのだが、民間だと1日あたり50万円の費用がかかるため、募金をお願いしたい、ということだそうです。

父はどこへ。|齋藤ヤスカオフィシャルブログ「Shade」Powered by Ameba

twitterでも募金を求めていました。多くの募金が集まったようです。現在は募金の受付は中止しているそうです。

どうやら地元の新聞にも遭難情報が掲載された模様で、事実として遭難されたことは間違いなさそうです。

私は、斎藤ヤスカさんのことはおろか、「テニスの王子様」も「ボウケンジャー」も名前くらいしか知らないので、「お気の毒だなぁ、助かるといいなぁ」くらいの感想しか持たなかったのですが、意外と多くの批判が集まっていたようです。

父親が遭難中なのにブログで募金を募るってどんな神経なんだ、とか、芸能人ならそれくらい持ってないのか、とか、自己責任が原則なのに他人に払ってもらうってどうよ、とか、そんな感じの批判が多いようです。

ブログ記事の締めの一文「たった一人の父にとって、齋藤ヤスカが、ヒーローであり続ける為に。」とか、「#ボウケンブラックの父遭難」というハッシュタグとか、引用したツイートに張り付いてるロマンチックな画像とか、今一つ真剣味に欠けるように見えてしまう部分があるのも反発を呼ぶ一因だったかもしれません。

まぁ家族が山で遭難するなんて一生のうちに何度もあるものではないし、家族を救助するために自分にできることがあるなら何でもしたいという気持ちの表れだっただろうと理解しますから、あまり叩くようなことではないと思います。これについては、むしろ叩いている人の品性を疑います。

しかしながら、子が父を救うために身を張っている美談として捉えるのも、また違うだろうと思います。一部で指摘されている通り、山での遭難救助は時に莫大な費用が発生します。警察や消防のみが動く場合には税金で賄われますが、民間が動けばその費用はすべて遭難者が負担しなければいけません。遭難者が帰らぬ人となれば、相続によりその家族が負担することになります。

世の中には、こうした不慮の事態に対応できるように、山岳保険というものが用意されています。私が入っているのは、大手アウトドア用品メーカーのモンベルが提供している保険です。インターネットで即時に契約できるので大変に便利です。

保険の対象は大きく2つが含まれていて、怪我したときに医療費を補償する基本部分と、救援者費用や遭難捜索費用の特約部分があります。私の入っているのは野外活動保険のシンプルプランで、年間3000円の保険料で救援者費用500万円まで出ます。死亡一時金はありますが入院通院費用は付いていません。

クライミングとか雪山登山をする場合には山岳保険にして、それ以外で夏山の縦走とか冬でも軽アイゼンで低山歩きくらいであれば野外活動保険にしていけばよいと思います。

モンベル | 保険 | 野外活動保険™(傷害総合保険)
モンベル | 保険 | 山岳保険(運動危険補償特約付傷害総合保険)

今回の募金活動は、実際に遭難してから保険に入るようなものです。ガンの診断を受けた人が後付けでガン保険に入ることはできません。皆が事前にコストを掛けて不慮の事態に備えているのに、有名人であるがためにショートカットして助かるというのは公平性に欠けることです。稚拙な言い方をすれば、すごくずるい。

調べてみると平成24年度に発生した山岳遭難は、1,988件(前年対比+158件)、遭難者数は2,465人(前年対比+261人)だったそうです(警察庁調べ)。団塊世代の大量退職によってしばらくは登山者の高齢化は進むだろうし、それに比例して遭難の件数も増えるでしょう。

山に入れば遭難する可能性をゼロにすることは絶対にできません。遭難の有無は山の難易度とは関係しません。人里に近い低山でも遭難するときはします。想定できる事態があり、それに備える仕組みが用意されているのだから、これを利用せずに同情を買おうとすれば避難されるのも仕方ないことかもしれません。

良い子のみんなは、山に入るときには必ず保険に入るようにしよう。お兄さんとの約束だぞ!


あまり関係ないけど保険の話とか

14年間続けた三井生命を解約した
『がん保険のカラクリ』岩瀬大輔(著)

三鷹の女子高生刺殺事件の流出画像は女子中高生に見せるべき

まずは、被害者のご冥福をお祈りします。

三鷹の女子高生刺殺事件はいろいろな意味でショッキングな事件でした。

世間的には、被害者が芸能活動をしているタレントで、有名脚本家の親戚筋だったことが注目を集めました。個人的には、事件現場の三鷹台駅周辺が割りと近所で、ジョギングなどで頻繁に通り掛かる界隈だったことが大きいです。あんな閑静な住宅街で日の出ている間に凶行に及んだというのは個人的に大きな衝撃でした。

とは言っても何しろ一番の衝撃は、犯人が犯行直後に被害者のプライベートな写真や動画を投稿サイトにアップロードして流出させていたことです。

恋愛関係がうまくいかず主に男性が女性の猥褻な画像等を流出させる復讐行為は、いわゆる「リベンジポルノ」と言われ、米国などではすでに大きな問題になっているようです。
参考:CNN.co.jp : 元恋人による「リベンジ・ポルノ」に法規制の動き 米

日本だと元日本テレビのアナウンサーが避妊具を手にした写真が流出した件がありましたけれど、ワイドショーネタで終わってしまった感があります。このような大きな事件では初めてのことだと思いますので、今後注目を集めるかもしれません。

さっそく取り上げている記事も読みました。
参考:リベンジポルノの恐怖 最後に頼れるのは「人をみる目」か

私も流出した画像を見たのですが、予想以上に衝撃的な画像でした。この手の写真って、二人でお楽しみの最中にふざけて撮るような類のものだと思っていました。先程例に挙げた女子アナの件はまさにそういう写真でしたけれど、その延長線上の写真だろうと想像していたのです。

実際に流出している写真はすべて女子高生が鏡に自分の肢体を映して自ら撮影したものでした。いわゆる自撮りというもの。全裸の写真もあるし、股間を殊更に見せつけるような写真もありました。

報道によれば女性は東京住まい、男性は関西住まいの遠距離恋愛であり、フェイスブックで知り合ったそうです。そうすると互いに自分の写真を送り合うというのも理解できないわけではありません。どういう経緯でそんな写真にエスカレートしていったのかはわかりませんが自らの自由意思でそういう写真を撮っているのだけは間違いありません。女性の側もあまりにも軽率に過ぎるように感じました。

「人をみる目」っていうと結局相手が信用できるかどうかって話だと思うんですが、いくら普段は善人でも恋愛事ともなれば、自分を見失ってカッとなってやっちゃうこともあるかもしれないし、何かの操作ミスで流出してしまうこともあるかもしれません。何年か前に台湾あたりの俳優が関係のあった女優との写真が流出して引退に追い込まれた件があったと記憶していますが、あれはパソコンを修理に出したら業者が発見して流出したと言われています。

情報通信技術が進歩するほど、流出の経路も拡散の速度も高度化していきます。あまりに容易に流出することに比べて拡散してしまったときのダメージは計り知れないものがあります。基本的にネットに放出された情報は完全に消去することはできませんから。

結局のところ相手がどんな人間であろうとも、撮らない、撮らせないというのが最大にして唯一の防御策だと思います。

撮らない、撮らせないって、言うのは簡単だし、本人たちもそんなこと言われなくてもわかってるって感じるかもしれません。でも、頭ではわかっていても雰囲気に流されてバカなことをしてしまうのが人間というものです。そういうときに毅然とした態度を取れるようにするために、実感として大変なことになることを理解しておくことが重要だと思うのです。

この国ではこの手の話題は教育的な配慮なのか何なのか知りませんが、極力子どもたちの目に触れないようにします。でも、大人たちがあーだこーだ言っても仕方ないと思うんですよね。実際にバカなことをやるのは子どもたちなんだし、子どもたち自身が危険性を認識するために、こんなバカなことやるとこんな酷いことになるんだよ、っていうのを実例として学んでもらうようにするのがいいと思うのです。

言わずもがなですが、個人や遺族の名誉には配慮していろいろマスクする必要はあるでしょう。正直言ってどういう場で見せるべきかはわかりません。学校で女子だけ集めてって言うのは容易に思い付くけれど、本当は家庭内でこういう話ができると一番いいんでしょうね、きっと。


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クラシック音楽をフリーで楽しめるMusopenがステキ

クラシック音楽をフリーで配信するMusopenというプロジェクトがあるそうです。

Main+page
(Main page | Musopenより)

Musopen (www.musopen.org) is a 501(c)(3) non-profit focused on improving access and exposure to music by creating free resources and educational materials. We provide recordings, sheet music, and textbooks to the public for free, without copyright restrictions. Put simply, our mission is to set music free.


Musopen (www.musopen.org)は内国歳入法典第501条C項3号の免税非営利公益法人です。フリーのリソースや教育素材を作成することで音楽へのアクセスや音楽の露出を改善することに注力しています。私たちは録音物、楽譜及び教科書を公衆へ無料で、著作権の制限なく提供しています。簡単に言えば、私たちの使命は音楽をフリーにすることです。
(筆者訳)

このサイトでは大きくフリーの音源とフリーの楽譜を提供しています。ざっと見た感じ、楽譜の方がラインナップが揃っている感じがしました。

例えば、これはマーラーの交響曲第6番、英雄です。

Symphony+No.6+-+Sheet

画面の右上の「Open in new window」をクリックするとGoogle Driveが開きます。さらに「Download original」をクリックすればpdfがダウンロードできるようになっています。

pu9bm1mj2n0pll3vzzxl

私はまったく音楽のたしなみがないのですが、楽譜って結構なお値段なんじゃないですか?pdfから自分で印刷したらいろいろ書き込んだりできるし便利そうです。知らないけど。

クラシックって割と前提知識が必要で取っ付き難い面があると思うのです。このようにどれでもフリーですよって並べたてられても、作曲家の名前や曲の名前がわからないと手も足も出ず挫折する場合が多いです。というか私はそうでした。

このサイトで良かったなと思うのは、Radio機能があったこと。このページを開いていると勝手にいろんな楽曲が流されていきます。一曲終わると勝手に次の別の曲が再生されます。

Musopen+-+Radio

このプロジェクトはクラウドファンディングのKickStarterを使って資金を集めたことでも話題になりました(参考)。

2013年10月20日までショパンの楽曲を収録する資金をKickStarterで募集しているようです。すでに目標額は達成しているようでした。

Set Chopin Free by Aaron Dunn — Kickstarter

こうやってみんながお金を少しづつ出しあって、文化をフリーで享受できる環境が整うのって素晴らしいことですね。

もちろんクリエイターが投下資金を回収できる必要はありますけれど、それも含めてみんなが納得する仕組みを作って行けるとよいのだろうと思います。