カテゴリー別アーカイブ: 婚活

仕事一筋で婚期を逃したって言う人ほど仕事ができなそうな件について

30代の独身女性と話していてよく耳にするのが「仕事優先の生活を送っていたらいつの間にかこんな歳になってました」という言い訳です。

個人的な体験が根拠ですが、こういう話をする女性は一般的な社会人が備えているべき素養がなく、端的に言って仕事できなさそうな人が多いです。

少し前に友人にある女性を紹介してもらい3回ほど会ったんですが、その女性もそんな女性の一人でした。

詳しい年齢は知りませんが、30代前半くらい、一部上場企業の総合職をしています。私の友人の同僚なので、話題としてその職場のことが多く出ていました。この年代の女性にありがちですが、とにかく仕事がんばってますアピールが鬱陶しい女性でした。

この女性は3回会った中で、一度たりとも時間通りに待ち合わせに来たことがありませんでした。

一回目は待ち合わせの直前に連絡が来ました。30分ほど遅れるとのことでした。すでに先に店に入っていたので勝手に飲んでいましたが、気の利いた店員さんが小まめに気遣いを見せてくれて、それなりに楽しくやり過ごせました。

二回目は待ち合わせ時間を10分ほど過ぎてからあと30分遅れると連絡がきました。「仕事に夢中になっていたらいつの間にか時間が過ぎていた」とおっしゃっていました。週末で混雑していたカウンターで一人、都合40分飲んでいる恥ずかしさと言ったらありませんでした。

三回目は何の連絡もなく20分が過ぎました。予約していた店をキャンセルして一人で帰ろうとしました。駅で電車を待っていたら電話が掛かってきました。「今着いた」と。会いたくなかったのですが、友人の手前もあるので一応適当に夕食だけは食べました。

毎回一応は申し訳なさそうな素振りで謝ってきました。「どうしても仕事優先になってしまってごめんなさい」と言います。「こんなだから結婚もできないんだわ」とも言います。

でもね。

私の15年の社会人経験で知っている人を振り返ると、仕事ができる人は例外なく時間とか連絡とかしっかりしてるんですよ。それは性別に関わらずです。まず時間に遅れてくることはめったにないし、遅れるときは10分前には遅れそうだと連絡を入れてくれます。時間に遅れる人は大抵仕事でよくトラブってたり業績が上がらない人たちです。

だって当たり前じゃないですか。店の方は席空けて待ってくれてるんです。その間に入ってきたお客さんをお断りしているかもしれない。自分の行動が他人にどのような影響を与えるのかに思い至らないような人が満足に仕事ができるとは思えません。

どんな理由があったとしても、連絡なしに時間に遅れるような人間が仕事ができるわけがないのですよ。

あなたたちが結婚できないのは仕事を優先しているからではありません。人間として未熟だから相手にされて来なかっただけなんです。若い頃はそれでも許されたかもしれません。でも30歳過ぎて容姿も目に見えて崩れていく中で、自分のことしか顧みない人を誰が求めると思いますか?

あなたたちは仕事を優先しているのではありません。仕事に現実逃避しているだけなんです。


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統計的に言って結婚できない理由がないのですが、なぜ私は結婚できないのでしょうか

ここ数日、データえっせいさんというブログの記事が多く話題になっていました。個人的に見過ごせない話題だったので大変興味深く読みました。

記事1:データえっせい: 年収と未婚の関連(改)
記事2:データえっせい: 結婚の希望と現実
記事3:データえっせい: 職業別の生涯未婚率

『年収と未婚の関連(改)』では、30代後半の年収別未婚率によると、男性は年収が高いほど未婚率が低くなり、女性は年収が高いほど未婚率が上がっている傾向があることが紹介されています。年収400万円以上の未婚者は、男性では約20%、女性では約37%のようです。

『結婚の希望と現実』では、30代未婚女性の希望年収は最低400万円を望む人が65.8%に対して、30代未婚男性で年収400万円を超える人は26.2%に過ぎないことが示されています。

この記事では未婚男性の年収分布も示されており、年収600万円を超える人は30代でわずか5.7%。半分が300万円以下、3分の1が200万円以下とのことです。

『職業別の生涯未婚率』には、タイトル通り職業別・男女別の生涯未婚率が一覧で紹介されています。例えば、IT技術者の女性は50%が生涯未婚、医者は男性が2.8%に対して女性が35.9%と男女差が激しい、など興味深い内容でした。

これらのデータを私自身の状況と比較してみました。

私は1976年生まれの現在37歳です。年収について詳細は控えますが、一応600万円超はあります。職業は判断が難しいのですが「法務従事者」もしくは「その他の専門的職業従事者」に該当すると思われます。

記事1によれば、男性は年収が高いほど未婚率が下がります。私の場合最も年収の高い区分に入ります。

記事2によれば、年収600万以上の男性は5.7%に対して、年収700万以上を希望する人を除くと92~93%くらいは問題ないと考えるレベルのようです。

記事3によれば、「法務従事者」にしろ「その他の専門的職業従事者」にしろ、生涯未婚率は13%程度であり、他の職業と比較して低い方の部類に入りそうです。

職業と年収くらいしか判断材料ないんですけれど、基本的に私の状況は取り立てて不利な状況にないことは言えると思います。

では、なんで私は結婚できないのか?

属性的に問題がないとするならば、人間性しかないじゃないですか(涙)。

P.S.
当ブログ管理者は絶賛婚活中です。
ご興味ある関東地方在住の独身女性の方は
webmaster[at]traversist.com
までご連絡いただけましたら誠意をもってご対応させていただきます。

「観る人」と「やる人」

最近ふと思いついたんですけれど、世の中の人々を大別すると「観る人」と「やる人」に分かれるような気がします。

婚活の場などで初対面の人と話す内容と言えば、仕事の話か趣味の話に限られます。改めて振り返ってみると、私がどうにも合わないなと思った人は、大概が「観るもの」を趣味にする人だったような気がします。

例えば、海外旅行が趣味という人、好きなアーティストのライブに行くのが好きという人、あとは食べ歩きが趣味とかいう人、などなど。別にそういう趣味がくだらないとか貶めるつもりはありません。自分としてはそうした話を聞いても特別に心惹かれることがないということです。

それで考えていたんですけれど、世の中に存在する趣味の類って「やるもの」と「観るもの」に分かれるんじゃないかと思ったのですね。

例えば、海外旅行とかスポーツ観戦とか音楽鑑賞とか映画とか小説とかなどは、誰かが創り上げたものを観ることで楽しむものです。逆に、スポーツでも自らプレイするものとか、音楽でも楽器を演奏したりとか、小説でも同人誌などを創作するとかであれば自らやることで楽しむものです。私などは山登りが趣味ですから、これは完全に「やるもの」です。

もちろん人間の趣味は多岐に亘りますから、完全に「観る」だけの人もいないし、「やる」だけの人もいません。私も基本的には体を動かすのが好きですが、マンガなどの創作物を読むのも好きだし映画やドラマを観るのも好きです。傾向として、どちら側のものをより好むか、というお話。

「やるもの」を好む人と「観るもの」を好む人は相性があまりよくないのではないかという感じもします。

私が普段つるんでいる中年男子たちも、釣りが好きとか、麻雀が好きとか、ツーリングが好きとか、何となくアクティブな感じの人が多いです。麻雀がアクティブかどうかは議論のあるところですが、「観る」か「やる」かと言えば「やる」方ですよね。物事に対する接し方とか視点の置き方とか興味の目線が近いから話が合うのかもという感じがしています。

婚活などで趣味について話すときは、同じ趣味の人だと話が合うから近づきやすいよね、という程度の認識でいたのですが、全然違うカテゴリでぱっと見では合わないかもと思っても、大きい括りで方向性が近かったのであれば、むしろまったく同じ趣味の人よりも新たな発見に繋がるだけ有意義なお付き合いができるのかもしれないなぁ、なんてことを思いました。

お付き合いに至ったことがないので実際のところはわからないんですけどね。

婚活・街コン推進議員連盟の胡散臭さ

2013年11月29日の記事。内閣府が財務省に「街コン」支援の予算として5年500億円を要求したという内容です。

 政府が近くまとめる経済対策に、同世代の男女に出会いの場を提供する「街コン」などを補助する事業を盛り込む案が浮上している。「婚活」を応援することで少子化に歯止めをかけようという狙いだが、「税金でコンパを支援するのか」との異論もある。
 「街コン」支援は、内閣府が財務省に提案した。都道府県ごとに「少子化危機突破基金」をつくり、自治体が取り組む少子化対策にお金を出す案で、今後5年分として500億円を求めている。
 支援するのは、独身男女の出会いの場づくりや、妊娠・出産の相談員をおく事業などだ。森雅子少子化担当相は26日の記者会見で、「(少子化という)国難を乗り越えていくため、若者が結婚して子どもを持つことを応援したい」と、予算確保に意欲を示した。自民党内にも26日、「婚活・街コン推進議員連盟」(小池百合子会長)が発足し、後押しする構えだ。

(「街コン」に税金使っていい? 政府の少子化対策で浮上:朝日新聞デジタルより)

2013年12月7日の記事。財務省は「税金でコンパなんかしてんじゃねーよ。あほか。」と1年30億円に減額したとの内容です。ごもっともです。

 【大日向寛文】少子化に歯止めをかけようと政府が検討していた「婚活支援」事業が、当初の構想から大幅に削られた。同世代の男女に出会いの場を提供する「街コン」にも補助金を出す案だったが、政府内で「コンパに税金を出すのはいかがなものか」と異論が相次いだためだ。
 婚活支援は、森雅子・少子化担当相らが、近くまとめる今年度補正予算案に盛り込むよう求めていた。当初は都道府県ごとに「少子化危機突破基金」をつくり、自治体が取り組むさまざまな少子化対策にお金を出す案で、要求額は「5年で500億円」だった。
 これに対し、財務省などが「税金の使い方として説明がつかない」などと難色を示し、結局、「1年分で30億円」の予算しか認めなかった。補助対象は、地域の企業やNPOが子育てを支援する事業などに絞り、コンパなどは補助の対象外にした。

(コンパに税金はダメ 婚活支援事業、大幅に削減:朝日新聞デジタルより)

こんな話前にも見たなー、と思ったら、10月くらいにも同じ内容が報じられていて、このブログでも感想を述べておりました。言いたいことはすべて言い切っていましたので、改めて言いたいことはございません。

私の感覚では婚活イベントは現時点で相当な数が実施されていて、その参加費は十分に安いです。5000円の参加費が3000円になったからと言って参加者が劇的に増えるとは思えません。むしろあまり参加費が安いと敬遠される可能性が上がって参加者が減るかもしれません。
(中略)
だいたい現状でも多くの婚活イベントが実施されているのは、婚活イベントは極めて集客力が高く、主催者は十分に儲かるからだと思っています。私には、運営費が捻出できないために開催できなくなったような婚活イベントがそんなに多いとは思えません。

(国が婚活に金を出す気持ち悪さより)

ところで、「婚活・街コン推進議員連盟」とは何だろうと調べてみたら、11月26日の発足当日にfacebookページが立ち上がっていました。

参考:婚活・街コン推進議員連盟(facebookページ)

当日と翌日の3つだけしか投稿がなくて面白くも何ともないのですが、たったそれだけの内容でも『経済効果1400億円といわれる「街コン」などの婚活イベントは地域活性化にもつながるものであり』などと、マネーの香りが漂っているのが味わい深いです。

(function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = “//connect.facebook.net/ja_JP/all.js#xfbml=1”; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, ‘script’, ‘facebook-jssdk’));

一応記録のために関係者を調べてみました。

会長が小池百合子衆議院議員、事務局長が石﨑徹衆議院議員です。全体では50人程度で構成されるようです。参加が確認できたのは、森雅子少子化対策担当大臣、田村憲久厚生労働大臣、野田聖子総務会長、宮川典子衆議院議員、三原じゅん子参議院議員、などでした。(参照1参照2

設立総会でも石﨑徹事務局長のお膝元新潟から街コン主催者のイベント企画会社がお呼ばれしていたりして、どうにも「利権」という単語が頭から離れません。

世の中が純粋な善意だけで動いていると思うほど若くもありませんが、ここまであからさまに他人の金勘定のターゲットにされていると気分がよいものではありません。

政治家の皆様方には、自分の動き次第で逆効果にもなり得るということは自覚していただいて、もっと慎重に行動していただきたいと思うのは、私だけでしょうか。


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最近話題の婚学について

「婚学」とかいう言葉が密かに世間を賑わしているようです。どうやら某旧帝国大学で行われている講義で提唱されている概念のようです。

きっかけはNHK NEWS WEBに公開された「加速する“未婚社会”どう備える」という記事に取り上げられたことのようです。

九州大学の助教、佐藤剛史さんは、去年から恋愛に必要なスキルや結婚の意味を学ぶ講義を始めました。
きっかけは、佐藤さんが1年生の学生200人余りを対象に行った恋愛に関する調査でした。
その結果、男女とも7割以上の学生に恋人がいないことが分かったのです。
「あまり人に心を開けない」「思っていることをすぐに言えない」
学生たちのことばからは人とコミュニケーションを取ることが苦手な若者の姿が見えてきました。
このため佐藤さんは講義の中で男子学生と女子学生をペアで座らせ、異性との会話の仕方を練習させています。

佐藤さんは「今の社会では結婚しない自由、子どもを産まない自由も認められていると思いますが、もし社会に出た後、結婚して子どもを作りたいという人生を選ぶのであれば、今のうちからどういう人生を選ぶかを考え、その人生を実現していく力を身につけてほしい」と話していました。

(NHK NEWS WEB 加速する“未婚社会”どう備えるより)

私は高校が男子校だったので、大学一年の段階で恋人がいないことはむしろ当然くらいの感覚です。むしろ九州大学に入るような優等生たちが大学入学の時点で3割も恋人がいることに驚愕しました。

もしかしたら私は20年前からすでに遅れを取っていたのでしょうか。

大学生にこの種の講義を行うことについて趣旨として間違っているとは思いません。ただ、「結婚しない自由、子どもを産まない自由も認められている」という言葉には大変な違和感を感じます。結婚すること、子どもを産むことが当然という意識がないと、「認められている」なんて言葉は普通出てこないでしょう。

世間の反応は賛否両論といったところです。日を追うに連れて否定的な意見が強くなってきている感じはします。一般的に粘着するのは否定的な意見を持つ人ですから、当然の流れなのかもしれません。(参考

伝聞だけでは判断できませんので、一体どんな講義の内容なのかを九州大学のWebサイトで公開されているシラバスで確認してみました。

授業概要は以下のように記載されています。

結婚するってどういうコト?
生まれるってどういうコト?
DVってどういうコト?

大学では教えてくれない大学生にとって必要なこと、
大学生のうちにしておくべきこと、
大学生にしかできないことを一緒に考えます。

2012年度からは、日本ではじめての『婚学』授業。
恋愛、結婚、出産、子育てをテーマに
ディスカッションやワークを重ね
人生を豊かに生きていくための考え方と
それを実現するための能力を身につけます。

2008年度、全学教育の中で学生最高評価の授業。
2012年度前期の授業では、20名の定員に対して180名以上の受講希望者が殺到。
四年間の大学生活を充実したものにするための名物授業。
『大学では教えてくれない大学生のための大切なコト』。

煽り文句が胡散臭い感じはしますが、必ずしも取らないといけない講義ではないし、具体的な内容をイメージし難い記載なんで、釣り文句を入れるのはある意味仕方ないのかな、という印象はあります。受講生が集まらないと仕事なくなるかもしれないしね。

自分の経験に照らしても、若いうちから将来の仕事や家庭について考える機会が与えられることはよいことだと思います。自分も学生時代のうちから仕事や家庭を含めた人生全般の青写真をもっと真剣に考えておけば、こんなにいい年して右往左往することもなかったのかも、なんて思うこともあります。

講義全般のコンセプトについては個人的には違和感はありませんでした。別にこういうイロモノ系の講義があるのは悪くないんじゃないでしょうか。

残念ながらシラバスでは講義の詳細な中身は読み取れませんでした。もうちょっと調べると担当講師である佐藤剛史さんのブログが存在することがわかりました。きっとここを見れば、どのような方針で講義を進めているのかわかるはずです。

これからの未来を担う若者には
ステキな恋愛をし、
ステキな結婚をし、
ステキな家庭を作るための力が
求められている。
婚活しなくてもいいような
ステキな大人
になるための
婚学が必要になっている。

(『婚学』(2013年後期)社会人ゲスト参加者募集 | 佐藤剛史のofficial blogより引用)

はぁ?!(# ゚Д゚)

「ペアを作れ」って言って
みんなペアを作るのだから
その恥ずかしさに負けず
勇気を出したほうがいい。
こうしてペアができずに
たたずんでいる方が
よっぽど恥ずかしいでしょ?

(残酷な婚学 | 佐藤剛史のofficial blogより引用)

私の個人的な結論を述べます。学生時代から仕事や家庭などの将来設計が重要なことは理解するし、その中心に結婚を据えることには賛成します。そうしたことを考えることができる講義を大学で行うことはむしろ望ましいと考えます。


だけど、こいつはダメだ。

こんな偏見にまみれた人間が「ステキな大人」を語るなんて笑止千万。もっとまともな社会認識を持っている講師を連れて来い。

話はそれからだ。


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独身のまま40代を迎える恐怖に震える

何の嫌がらせかわかりませんが、最近、40代で独身の方が心情を吐露するブログ記事が話題になっているのを複数見掛けました。

さっき久しぶりに泣いた。
悲しかった訳では、なくただ空しくて泣いた。
(中略)
なんというか悲惨。自分が悲惨すぎて泣けてきたんだよ。
正直結婚とか興味は無く、別に生涯一人で生きていこうと思っていた。
でもやっぱり無理かも。
(中略)
40代から本当の地獄が始まるぞ。
週末の休みの予定は無い。
こんな日が続くと思うと吐き気がする。
どうすればいいんだよ。
(40代独身の会社員ですより)

こちらは女性のお話ですが、男性に当てはめても大きな違いはありません。

女性であればわずかに気づいているだろう。
男はほとんど気づいてないだろう。
女は40歳を超えると、生きている価値がないのだ。
特に子供もいない女なんて、家庭のない女なんて、女の形をしたゴミなのだ。

ということを痛感してる、転職も難しい、結婚も難しくなった40女。
それなりに生きてきて、それなりに仕事に価値もあると思いながら、
急になくなる転職先、まったく対象がいなくなる婚活サイト(恥ずかしながら最近始めた)、
こうなる前に女性たちよ、がんばれ。
(後略)
(40歳を超えた女は人間のゴミより)

私は現在37歳3か月。あと2年9か月で40歳になります。

2年9か月前と言えば、2011年1月末です。震災の1か月半前になります。あれから長いようであっという間でした。あれと同じ期間しか残されていません。

どうしたらいいんすかね。

怒るのは勝手だがパスタ食ってから出ていけよ

テレビを観ないので全然知らなかったのですが、竹野内豊さんが出演する缶コーヒーのCMが話題になっていたようです。

shimiruze

Roots アロマスペシャルサイト
※「しみるぜ。」編。広告情報から動画が観れます。

マンションの一室でパスタを作っていた竹野内豊さんができ上がったパスタを持ってリビングに向かうと一人の女性がテーブルを叩いて走り去っていきます。街中を探し回って女性を見つけた竹野内さんが話しかけると女性は「最低。さっき一瞬パスタどうしようって思ったでしょ」と言い放ちます。女性がマンションを走り去るとき一瞬竹野内さんが両手に持つパスタに視線を向ける場面が再生されます。さらに女性が「いつもそう!ペロくんの話した時ポケットに手突っ込んでたし!」と畳みかけ、竹野内さんはしょんぼり下を向いています。

この「さっき一瞬パスタどうしようって思ったでしょ」というセリフの意味がよくわからない、というのが話題になった原因だそうです。

ご丁寧にも缶コーヒーの販売元であるJTの担当者に取材をしている記事も上がっていました。

女性が「パスタどうしようって思ったでしょ」 意味分からん竹野内豊CM、実はストーリーがあった (1/2) : J-CASTニュース

 竹野内さんと女性は何らかの理由で喧嘩していて、機嫌を直してほしいとの思いで得意料理のパスタを作った。しかし苛立ちが募っていた女性の怒りが爆発し、部屋を出て行ってしまう。この時竹野内さんがパスタに目をやったのを、女性はしっかり見ていた。「こっちはこんなに怒っているのにパスタのことを気にする」、その態度にいらついたのだ。
 「ペロくん」というのは女性の飼い犬で、ペロくんについて何か心配事を打ち明けた時も、ポケットに手を突っ込んで「俺は関係ない」というような態度だったことを根に持っていた。喧嘩して怒っている状態で、些細な行動への苛立ちが倍増してしまう、という恋愛中の心理を描いたという。

なんて言うか、こんなことを解説しないと理解してもらえないのではCMとしては失敗作ってことになるんでしょう。しかしこの展開で理解してもらえないのもちょっと気の毒だなぁという感じはします。説明してもらわなくてもわかるでしょ。

私がこれを見て思ったのは、一つだけです。

何これ、めんどくさい。

女性が機嫌を損ねた理由はよくわかりませんが、女性の機嫌が悪い時には何か食わせとくっていうのは常套手段だと思います。たぶん女性もいい歳なんだから彼が仲直りしようとして得意料理を振る舞おうとしているのはわかるはず。それを承知の上で食べずに走って去るというのは、仲直りしようという男性の気持ちを踏みにじる行為です。強い憤りを感じずにはいられません。

大体せっかく作ったパスタはどうなるんですか?竹野内さんがしょんぼり帰って2人前食べると思いますか?たぶん自分の分だって食べる気力ありませんよ。世の中には食べたい物も食べられない可哀そうな人々がいくらでもいるのにどうゆう神経をしているのでしょうか。

人間だから怒ることはあるだろうし、出て行くのは勝手です。でも、自分のために他人が作ってくれた食事はちゃんと食べてからにしなさい。

間違いなく言えるのは、私ならこんな女性の後は追わないってことです。それができればこんな歳まで一人でいません。

お見合いカフェに行きました

以前コメント欄で教えていただいたカフェが主催するお見合いパーティーに参加しました。ねいさん、情報ありがとうございました。

お見合いパーティー 東京のマーズカフェ

場所は西新宿ですが、高層ビル街とはちょっと離れて北新宿に近い一角にあります。新宿駅から徒歩7分と言われていますが、通行人も多いし信号待ちも多いので10分は見た方が無難だと思います。

会場は西新宿の雑居ビルの一室にあります。一階が焼肉屋になっていて脇の階段の前に看板が出ているのですぐにわかりました。

ビル三階の部屋に向かうと鉄の扉に小さな看板が掛かっています。呼び鈴を押すと男性スタッフ1名がお出迎えしてくれます。最初に身分証明書を提出して受付を済ませると、くじ引きで席を決めます。

この日は男性7名、女性6名の参加でした。元々女性も7名の予定だったようですが1名ドタキャンだったみたいです。まぁよくあることです。

最初にスタッフからシステムの説明があり、乾杯でパーティーが始まります。この時点でスタッフはスタッフルームに引っこみます。全員で順番に自己紹介だけします。みんな無難な感じで特に受け狙いの人はいませんでした。参加者みんないい大人ですから当然と言えば当然です。自分を除いて12人もいるとさすがに覚えきれません。特に男性は。

自己紹介の後は完全にフリートークになります。全2時間の中で2回席替えタイムがあります。概ね30分に1回くらいです。このときもくじ引きで席を決めます。目の前の人が変わらずみたいなことも普通にありました。

そんな感じで2時間のパーティーが終了すると、スタッフが出てきて締めに入ります。まず、異性の人数分のカードが渡されて、一人に対して一枚メッセージを書きます。内容は何でもよいとのことで、いい感じの相手には連絡先を書きます。イマイチな人にも渡さないといけないので適当なメッセージを書きます。「今日はありがとうございました。お話しできて楽しかったです!」みたいな。こういうのだけはうまくこなせるようになりました。

最後に自分宛てのカードを受け取ってパーティーは終了です。女性が先に帰って5分くらいおいて男性が帰ります。付きまとわれたりすると面倒だからでしょうね。よく考えられているなぁと感心しました。

雰囲気はかなり緩い感じで、誰も知り合いのいない合コンと同じようなものです。ふんわりした意気込みで気軽に参加しても問題ないと思います。実際リピーターの方も多いみたいです。うまく行ったらリピートする必要がないんで、あまりなりたいものではないですが、事実としてそういう人も参加していました。

フリートークなのであまり1対1でがっつり話す感じではなくて、4~5人のグループが3つに分かれて話す感じになります。人によるかもしれないですが、1対1で知らない人と話すのは結構なストレスになりますから、他人の話に乗って話題もできるし、私にとっては悪くないシステムでした。

残念だったのはくじ引きの関係で一人の女性とお話しできなかったことです。同性同士がずっと隣が一緒と言うのもあれなので、男女ともにランダムに席替えするのはよいと思いますが、もう一歩工夫されるといいんじゃないかな、と思わなくもありませんでした。

個人的には、一番よかったのは、最後のカード交換のシステムでした。いい感じな異性がいてもなかなか連絡先を聞くと言うのはハードルが高いものです。それが自然にできたらこんな歳まで一人でいませんから。合コンとかだと後から幹事が全員の連絡先を回してくれることもありますが、あれは相手がどう思ってるかわからないから連絡しづらいですね。それが読めるくらいならこんな歳まで一人でいませんから。

そんなわけで「カフェが主催するお見合いパーティー」というのは、なかなか有望なシステムではないかと感じました。参加したカフェはそれ専業でやってるようですが、ちょっと立地の悪いカフェなどがイベントとして開催してみるのも面白いかもしれません。

え?何人と連絡先を交換できたかですか?

…ほっといてくれ。


婚活イベントに関する記事など

婚活パーティーに行ってみたい
婚活パーティって合同企業説明会みたいなもの
寺社コンに(また)参加しました
寺社コンに参加しました

国が婚活に金を出す気持ち悪さ

国が婚活イベントの運営費を支援する基金を設立するという記事を見ました。

 内閣府は、結婚相手を探すため地域で開かれる「婚活イベント」に、運営費など財政面の支援を検討している。
 イベント費用などを賄うための「少子化危機突破基金」(仮称)を2014年度から創設する案が出ている。安倍内閣が力を入れる少子化対策の一環で、内閣府が7日に開く「少子化危機突破タスクフォース」(議長・森少子化相)の部会で、有識者を交えて具体的な議論を始める。
(「婚活イベント」国が支援…来年度、基金創設へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)より)

少子化の一因として晩婚化、未婚化が進んでいることは紛れもない事実です。だからと言って、婚活イベントがより多く開催されて、より低廉な参加費となったからと言って婚姻数の増加や結婚年齢の引き下げに繋がるとは到底思えません。

私の感覚では婚活イベントは現時点で相当な数が実施されていて、その参加費は十分に安いです。5000円の参加費が3000円になったからと言って参加者が劇的に増えるとは思えません。むしろあまり参加費が安いと敬遠される可能性が上がって参加者が減るかもしれません。

言わずもがなですが、参加者が増えたからと言って、その中でマッチングする確率が上昇するわけでもありません。私の感覚では参加者の人数が多いイベントほどマッチングする確率は低くなります。一人あたりの話す時間が減るのだから表面的なことしかお話しできないからです。

だいたい現状でも多くの婚活イベントが実施されているのは、婚活イベントは極めて集客力が高く、主催者は十分に儲かるからだと思っています。私には、運営費が捻出できないために開催できなくなったような婚活イベントがそんなに多いとは思えません。

そんなわけで、少子化対策の入口として婚活を支援するのは多いに賛成なのだけれど、その方策はあまりにも方向性を間違っている感じがします。極めて短絡的すぎます。

記事の最後には、さらに気になることが書いてありました。

 関西大の宮本勝浩教授(理論経済学)が5月に発表した試算によると、300人規模の街コンを年間2000回行った場合、交際を始めたり、結婚を決めたりしたカップルのデート代や結婚費用などで経済効果は年間約1400億円に上った。内閣府は、婚活支援が消費拡大や地域活性化にもつながると判断し、てこ入れすることにした。
(「婚活イベント」国が支援…来年度、基金創設へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)より)

要するに結婚して子供が増えればいろいろと物入りだし消費も増えるでしょう、ということで、支出は増えても元は取れるだろうということのようです。これは、婚活支援を経済政策として位置付けていることを意味していると思います。

もちろん国の経済力は人口に大きく左右されますから、少子化対策は経済政策としての意味合いが強いのも確かです。しかし、こうしてストレートに書かれると抵抗感を禁じ得ません。高額な年金や健康保険を搾り取られている若い世代に対して、さらに金を使わざるを得ない方向へ誘導するということは、間接的にもっと搾り取ってやれ、と言っているに等しいように思えます。

本音としてそういう考えがあるのは理解できますけれど、結婚や子作りなどは人間の本能に掛かる部分なのだから、建前だけでも、もう少し配慮した物言いはできないものかと思うんですよね。


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婚活サイトに登録したけど一瞬で退会した

その日は家でダラダラと飲みながらネットなど見てたんですけど、Facebookに広告に出てた婚活サイトに勢いで登録しました。結果から言うと、1ヶ月分の料金を払ったんですが、2週間で退会しました。めんどくさいことになると嫌なので名前は書きません。

登録した動機は端的に言えば好奇心です。聞いたことない名前だったので、最近の婚活サイトってどんな感じなんだろう、なんてふと思っちゃったのでした。どんな感じって言うのは、何かシステム的に目新しい仕掛けがあるのかな?とか、参加しているメンバーの人はどんな感じの人なのかな?とか、そんなところです。あとは、最近まともに婚活的なことしてなかったのもあるし、登録するだけなら無料だしっていうのもありました。

大抵のネットサービス同様にメールアドレスとパスワードを登録し、大抵の婚活サイト同様にプロフィールとか自己紹介文とか入力します。さらに免許証の写真をアップして本人確認とかしちゃいます。一通り登録すると異性の一覧が出て来て気になる異性に「いいね」を送ることができます。この時点ではメッセージは送れません。相手からのレスポンスがないとメッセージが送れないようになっています。

とりあえず手当たり次第に「いいね」だけしましたが、結局10人くらいしか「いいね」はできませんでした。登録されている女性が強烈に少なかったからです。写真が登録されていない人とか、プロフィールが何も登録されていないとか、まったくやる気が感じられない人も多かったです。何だこりゃ、というのが率直な感想でした。

ところが、翌日の昼に「いいね」をした一人からメッセージが来ていました。ここで初めて気付いたのですが、相手のメッセージを読むためには有料会員になる必要がありました。

この時点ですごい嫌な予感がしたんですね。システム的にこの課金のタイミングはすごくいやらしいです。また、私の経験では、こっちから「いいね」を送っていきなりメッセージを返してくる女性というのは極めて稀です。こちらからメッセージなしのアクションをすれば同じようにメッセージなしのアクションを返してくる女性が大半のはずです。ものすごく胡散臭い。私の脳裏には「これはサクラじゃないか」という疑念がよぎりました。

とかいろいろ2分くらい考えたんですが、メッセージを読んでみたい誘惑には打ち勝つことができず、気がつけば有料会員登録をしていました。

で、開いたメッセージはこんな感じでした。

こんにちは!
いいね、ありがとうございます!
(ハンドルネーム)といいます!

3行。ハンドルネームくらい見ればわかる。ちょっと理解に苦しむ内容でした。懸念通りにサクラなのか、単純に極めて頭が悪い女の子なのか、判断に迷いました。

そうは言っても1ヶ月分お金払っちゃったんでこのまま無視するのもアレなんで、その後もやり取りを続けるんですが、一向に盛り上がりません。

基本的に、こちらから彼女のプロフィールを見ながら質問を投げ掛け、彼女が一言二言回答するだけ。それが10日間くらい続いたんですが、もはや話題にも尽きてきて、こりゃもう無理と思って「食事でもしながらお話しませんか?」と言ってみました。

回答は想像した通り。

あの…食事の件なのですが、すいません。
もう少しお互いのことを知ってからにしてもらえませんか?

アホか、と。
お前こっちに対して何も聞いてきたことないじゃないか、と。こんなやり取りで俺の何がわかるんだ、お前はエスパーか。

だいぶ心が折れ掛けていたのですが死力を振り絞って「何か知りたいことがあったら何でも聞いてください」とだけ送りました。

で、返ってきた回答には目を疑いました。

(こっちのハンドルネーム)さんは何が趣味ですか?

ふざけるな、と。
プロフィールに全部書いてあるわ、お前の目は節穴か。クソが!

……

なんて大変不愉快なことがあったので、2週間ほどで退会しました。もはや相手が純粋に頭の弱い女の子だったのか本物のサクラだったのかはどうでもよかったです。一刻も早く縁を切りたかったのです。

しかし本物の婚活女性だとして、あんな姿勢で婚活してればそりゃ相手にされないよなぁ、としか思えません。いくらなんでも人のことバカにし過ぎですよ。

あれはやっぱりサクラだったのかなぁ。一応、職業が看護師ってことだったんだけど、いつも平日の昼間に返事があるし、そんなもんなのかなぁなんて思おうとしてたんだけど、いくら何でもおかしいよなぁ。

まとめとしては、Facebookに広告出すような婚活サイトはロクなもんじゃないから止めとけ、ってことです。以上。


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